奥尻島は一発の噴火で形成された島ではない。
地殻変動を繰り返し
隆起しては波で削られ
海底からマグマが出て固まっては削られを繰り返し
現在の形をなったと言われている。
利尻島のような一発の噴火でできたところでは
岩石の種類はそんなに多くはない。せいぜい1〜2種類だ。
一方奥尻島は多くの鉱物が存在する。
昔は幌内で東洋一の硫黄が取れた。
しかしたった15年で取り尽くしてしまい
今は誰ひとりとしてそこには住んでいいない。
それはさておき、今は北海道で唯一パーライトが取れるということで採掘している。
パーラライトは 70万年前にマグマが急速に冷え固まったもので、ガラス質の成分を多く含む。 熱すると30倍に膨れ上がり、発泡スチロールのようになる。それは 高層ビルの建材として使われ(軽い、不燃、中性、薬品に影響受けない、吸音性、吸油性) 高く取引されるそうだ。
奥尻島はまだまだ宝がある。
観光資源もその一つだ。
伸びしろいっぱいの奥尻島。
やりがいあります。