※アッキーさんは、2023年3月に奥尻島の青苗地区に引っ越しをして、新たな夢に向かって進んでいます。

幸せそう!笑 photo by かつお

出会い

縁というのは不思議なもんだ。
どう考えても説明がつかない。
いや、説明しようとしなくてもいいのかもしれない。


imacoco移住者二人目となる通称アッキーさんとは、2020年11月シルバーウィークも過ぎた頃、
うちに泊まりに来てくれたのが初めての出会い。
いつものようにimacocoのコミュニティスペースで旅人同士と団欒していると、
(この中に第5人目の移住者が生まれるとは・・・詳細は追って報告します)
アッキーさんが僕に、

「奥尻島に移住したいな〜って思ってるんだよね。仕事も住処も決めてないんだけどさ」

どうやら彼は本気らしい。
なんとも柳絮のような自由な人生。
僕と似たものを感じた。

話していくと、imacocoにたどり着いたのもまさにご縁だ。


彼の出身は道東の鶴居村。
彼が釧路で学生をしているときに北海道南西沖地震を経験している。
直接的な被害はなかったももの、TVを通して悲惨な状況をリアルタイムに感じていた一人だ。

ちょうど北海道南西沖地震から25年が経ち、TVでは当時のことを取り上げていたのだろう。
「奥尻島、、奥尻島、、、」とTVからBGMのように流れてきているときに、

「あ、奥尻島。住みたい」

そう思ったらしく(そうなるか?笑)
早速ネットサーフィンすると、奥尻ゲストハウスimacocoのホームページを発見。

・釧路で元教師
・恩師は鶴居村の安藤誠さん(詳しくはこちら
・奥尻島に移住しゲストハウスをしている


「なぜ俺は奥尻島のことを調べているのに、北海道の小さい小さい自分の故郷が書かれているんだ。
しかも安藤さんとは家も近く、知っている人だし、自分も長年教師だったけど雄斗君も?!
仕事を辞めて移住したんだ!これは雄斗くんに会いに行くしかない!」

そんな流れで会いに来てくれたそうです。笑

移住までの経緯

結論、アッキーさんは奥尻島に住むことはもう心に決めていて、
あとは仕事と住まいだけの問題だった。
(とはいえ、田舎暮らしの一番のハードルが仕事と住まい!笑)

その後、極寒の2月にも訪問してくれて移住の相談にも乗らせていただいた。
住まいはいくつか見つけられたが、仕事がなかなか見つけられず帰ることに。
そしてそしてなんとなんと、アッキーさんは仕事が決まってないのにimacocoに住むことを決断したのだ!!!(ここから学ぶべきことは多い!)
そして縁あって奥尻ワイナリーのぶどう畑での就職が決まり、今に至ります。


アッキーさんはお酒が好きだし、おつまみを作るのも好き。
台所でその日手に入った地物の食材でおつまみを作りながら幸せそうに立呑している姿を見るのが、僕の幸せでもあります。笑 またその料理が丁寧で上手!!そしてよく飲む!!笑 
ゲストにも色々振る舞ってくれてみんながハッピーに過ごしている時間は、僕にとってゲストハウスを開業した意味を再確認させてくれる豊かな時間です。アッキーさんありがとう!!

ウニ丼も自己流に3パターンで実験!笑


田舎暮らしってよく「何もない」って言われるけども、
人工物が「少ない」だけであって、

「自然なもの=作り物ではない本物」がいっぱいあるということ。

それに気づいて、感動して、感謝して、喜べる人は秘境暮らしを楽しめるんだと思う。



少なくとも、僕はアッキーさんの暮らしぶりをみてそう感じています。
仲間のことを想い、助け合い、喜びを分かち合い、日々笑って過ごせる仲間がいること(もはや家族)は言葉では表現できない、今まで知らなかった幸せがあります。


僕は本当に恵まれている。たくさんの方々に感謝だなぁ。

アッキーさんの誕生日会

アッキーさん本人のコメント

ふと思い付き、目の前の漁港で素敵な海と空を眺めながら釣りをして、
釣り上げたカジカを自分で捌き、鍋にする。
冷えた身体はすぐそばの温泉で暖め、暖炉の火の前でカジカ鍋をあてに、みんなで美味しいお酒をいただく♪

これが特別ではなく日常だという幸せ♪


ここに来られたことに、大切な縁に、感謝です!

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