娘と前浜でキャンプ。家族のような存在のももちゃん。

直感に導かれるまま奥尻島に移住、イマココのアシスタント生活1年目がスタートして5ヶ月(6〜10月)が終わりました。この5ヶ月間を一言で表すと、

楽しかった!!

あっという間という言葉を作った人、すごいな〜。
本当に「あっ」と言っている間にワンシーズンが終わりました。
あんなに暑くて真っ黒に日焼けしたのに今はストーブを付けながらこの文章を書いていてとても寂しいです。

イマココでの時間。
ゲストの方1人ひとりが様々な想いを持って奥尻島に来られ、ゲストハウスのある神威脇に来られた。その瞬間の登場人物として一緒の空気を共有することができた、そのことが楽しく、また言葉では表現できない喜びでした。

心が苦しくなったから心に栄養を与えるためにやってきたゲストさん。
1泊2日という弾丸にも関わらず、イマココでの全てのアクティビティをやりきったゲストさん。日本1周は2回目で、1回目は全国46都道府県だったと言う70代のゲストさん。
日本1周(きちんと47都道府県まわって)を5・6回して市町村にも詳しい20代のゲストさん。前日に函館でたまたま知り合った1人×1人×1人が仲良し3人組となってやってきたゲストさん。豪雨による土砂崩れで孤立した時、協力してご飯作りや復旧作業を手伝ってくれたゲストさん方。

当たり前ですがまだ他にも沢山の方々に出会えました。

(そういえば、移住2日目。私が大学1、2年時に住んでいた学生寮の司寮さんがたまたまゲストとしてやってきたこともありました笑)

自分自身がゲストとして滞在していた時にも感じていたことですが、イマココに集まる方々は自分さえ良ければいい精神の人や、人を蹴落とすようなことをする人はおらず、どんな状況であっても共感して共有して、同じ空間で笑い合う方々ばかりだということを再認識しました。

奇跡のようなこの空間が生まれるのはゲストの方々の存在、オーナーファミリーの人柄、地区の住人、神威脇の自然全てがいいバランスで共存しているからだと思います。

最後に、イマココに来て一番感じたこと。

自分の直感=「いいな」という勘、「いやだな」という勘。これに忠実になれる場所がここにあるということです。
忠実になれるということは、受け入れてくれる人がいる、とも言えます。
今までの人生、ほぼ100%直感で生きてきましたが一人で直感を頼りにやってきました。
だけど受け入れ、受け止めてもらえることがこんなにも心強いんだと初めて感じました。

今年は11月から2月まで、奥尻島から離れて生活します。
ただただ4ヶ月時間を使うのではなく、私も次に出会うゲストさんの直感を受け止めることのできる人になって戻って来ます。

そしてもうひとつ。

写真家、星野道夫も言っていました。

「本当に好きなことを思いっきりする」

こんなに単純でわかりやすい言葉が実はとても難しかったり。だからこそ、これを目一杯しようと思います。

石垣島移住の前に“人生の本気の寄り道”イマココ編。
そんなことを考えていると、楽しくてこの寄り道がやめられないかもしれません。
ひとまずワンシーズン目、皆さん本当にありがとうございました!

夏のフードトラックイベントにて@奥尻ワイナリー

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