僕は今年の6月にある誓いを立てた。(詳しくはこちら)
「年内にプロの北海道アウトドアガイドになる」と。
1次試験から4次試験まであるのだが、なんとか最終試験まで順調に来ていた。
最後は実技試験(と言っても筆記もある)が野幌森林公園で行われた。
結果は「不合格」
あまりの悔しさにしばらく動けなかった。
でもこの気持ちを生かさなければもったいない。
そう思い、この記事も書いている。
使い方次第で前にも後ろにも進める。
僕は前に進むためにこの気持ちを使いたい。
だからもう二度と見たくない不合格だった受験票にラミネートかけて、勉強机の常に見える所に恩師の本と一緒に貼った。
悔しさと、憧れと。
ギリギリで合格したガイドより、失敗して努力して余裕で合格したガイドの方が力があるはずだ。
そして恩師の安藤誠さんは、全国講演の真っ只中に僕を気遣って電話をくれた。
「この不合格は誰のためだ?お客さんのためだろ?この結果に感謝しなさい。パワーアップしてお客さんに還元できるいい機会だ」
心に刺さるメッセージをいただいた。
実は、僕が取ろうとしている「北海道アウトドアガイド自然分野」の資格保有者は知り合いにいる。
本屋さんにもネットにも一切過去の問題情報などは載っていない。
「1次〜4次試験がどのような問題形態なのか」すごく知りたかったし、聞きたかった。
でも僕はあえて聞かない道を選んだ。
「どうしても受かりたい気持ち×勉強量+質=力になる」と思っているから、
合格率は上がっても勉強する範囲を狭めてしまうのは自分にとってもったいないと思ったからだ。
この資格はただの「通過点」で、ネイチャーガイドの世界にゴールはなく日々勉強の連続。
でも実際、最終実技試験を受けて「これは落ちたな」と正直思った。
自分にはまだまだ基本的な動植物の知識が足りていない。
勉強不足による力のなさをつくづくと感じた時間だった。
僕は来年の試験に向けてまた動き出します。
今は根を下に下に伸ばして、
この結果を「意味あるもの」にします。
そして奥尻島第一号のプロのアウトドアガイドになります!!
次こそ、絶対!!