ブナ原生林ハイキング

神様ブナに会いに行こう

樹齢300年を超える神様ブナ

 奥尻島を語る上で『ブナの原生林』ははずせません。一般的に『豊かな海産物』に目が行きがちですが、それらを支えているのは島の七割を占めるブナ林だと知り、奥尻島の自然の奥深さに虜になりました。今回はその森の魅力を3つに絞ってご紹介させていただきます。

 1つ目は『水』です。奥尻島は約8000年も前から人が住み続け、一度も水が枯れたことのない奇跡の島です。ブナ林を歩くと林床がフカフカなことに驚くでしょう。雨水をスポンジのように吸収してくれるので緑のダムと呼ばれています。ブナ林の地中で約10年かけて磨き上げられた湧き水は全ての命を支えています。

 2つ目は『命の循環』です。人間は目先の利益に直結しない自然を排除してきました。ブナもその一つ。水分の多いブナは建材には向かず、日本中で伐採されました。でも本当に役に立たないのでしょうか?ブナは水を多く含んでいるため、命を全うするとすぐに大地に還っていきます。その養分が海へと流れ、美味しい海産物を育み、透明度25mを誇る奥尻ブルーを支えています。26年前の震災後、一度姿を消したウニやアワビなどがこんなにもすぐに復活したのは、奥尻島にブナ林が残っていたからなのです。

 3つ目は『安心安全の森』ということです。奥尻島には猛獣や毒を持つマムシなどの動物がいないため安心して森を散策できます。この安心感により人間は大自然の中で五感をフルに解放することができ、心身ともに満たされるのです。

 奥尻島の全ての源である『ブナの原生林』に一度足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?『奥尻島の美味しいもの』にストーリーが添えられ、より一層味わい深いものになることでしょう。

【ブナ原生林ハイキング】(約1〜3h)・・・ ¥5,000(ガイド、ハンモック、湧き水コーヒー付き)

ハンモックに揺られながら湧き水コーヒーを
冬はスノーシューで